「こんなセラピストにはなりたくない!」
というような強い反発の気持ちが、
自分の成長を押し進める強い力になることってあるかと思います。
「実習地であった先生がとても嫌な人で、
あんなセラピストにはなりたくない!」
とか
「職場の上司が頼りなくって、あんな風にはなりたくない!」
とかそういう感覚です。
そういう感覚を持っていると、
「じゃあ自分はあんなセラピストにはならないぞ!」と
意気込んで、
仕事を頑張ったり、
たくさん勉強をしたりと、
努力するエネルギーになります。
しかし、それだけでは、どこかで、
「自分の努力の仕方はこれでいいのかな?
方向性はこれであっているのかな?」
って不安になることがあります。
こういうときは、
こうはなりたくないという
否定的な自己像を持つだけでなく、
「こうなりたい!」という
肯定的な自己像を持つと良いのです。
夢や目標をたてるときは、肯定文で立てることがコツです。
ですので、自分の理想像についても、
こうなりたくない!と否定文で立てるより、
こうなりたい!と肯定文で立てるのが良いのです。
その方がモチベーションが高まります。