事例検討会の効用(コミュニケーションの観点から)

病院の勉強会の一つとして、事例検討会をするところって結構あるかと思います。


ひとつの事例を取り上げて、たくさんのセラピストが集まり、


いろいろな意見を交わす。


事例検討会を行うと、いつも思うことがあります。


一人一人の考えって皆違うものだなあということです。




ひとつの事例を聞いて、


一人一人、感じること、考えること、疑問に思うことって


つくづく一人一人違うものですね。


そんなことをつくづく思います。





例えば


「ある患者さんが、


リハビリの最中に、


何度も何度もセラピストに質問をするようになった。」



このような現象を聞いたときに、




このことを、どう捉えるか???





何度も何度も質問をしてくることに、


セラピストがいちいち答えているとますますエスカレートしてしまうのではないか?


なので、ある程度自分で考えるように促す必要があるのではないか?


と捉える人もいれば、




だんだんとセラピストと関係がとれてきたので、


いろんなことを質問をするようになったのではないか?


と捉える人もいるし、




患者さんが少しずつ周囲のことに興味をもち意欲が出てきて、


どんどん質問をするようになってきた。


と捉える人もいるのです。




情報が少ないのでこれだけでは、


いいことなのか悪いことなのか、


判断することは難しいと思いますが、


ここでお伝えしたいことは、


とにかく人によって、ひとつの事象の捉え方っていろいろだということです。



そして、


そんないろんな考え方をする専門職が一緒になって働く


リハビリの現場だからこそ、


誤解が起こったり、ミスコミュニケーションが起こるのです。




だからこそ、


これっていいことだよね。


これはあまり良くないことだよね。


というような共通認識を職場で作っていくことって大切だと思います。





リハビリ現場で起こるミスコミュニケーションには、


その辺りの共通認識の薄さが原因となっていることもあるのではないでしょうか?



事例検討会というのは、そのような職場における


これは良いという共通認識を作る作業として、


有益なのものなのではないでしょうか?


そんなことを考えた今日この頃です。


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